目を覚ましたとき、私は見知らぬ病院のベッドの上にいました。窓の外は真っ暗。おそらく、搬送されてから一夜が明けた夜中だったのでしょう。
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一番に頭に浮かんだのは、お腹の子のこと。
まだ胎動もはっきりしない時期、お腹の膨らみも目立たない時期。
「あの子は助かったの……?」
あまりの恐怖に、看護師さんに声をかけることすらできませんでした。もし「もういない」と言われたら……と思うと、溢れ出しそうな涙と一緒に、不安を胸の奥に押し込むのが精一杯でした。
1. 「臨月まで育てよう」という希望の光
夜が明け、病室に光が差し込んできた頃。様子を見に来てくれた看護師さんが、私の問いかける前に、一番聞きたかった答えをくれました。
「臨月まで、頑張ってお腹の中で育てていこうね」
昨日までの「もう諦めてください」という絶望的な宣告とは真逆の言葉。あまりのギャップに戸惑いながらも、心から感激しました。
(生きてる!あの子はまだ、私のお腹にいてくれるんだ!)
昨日の出来事は、すべて悪い夢だったのではないか……そう思いたくなるほどの、奇跡の朝でした。
2. トイレに行くことさえ怖い、絶対安静の入院生活
そこからは、極力ベッドの上で過ごす「絶対安静」の日々が始まりました。
唯一、トイレに行くことだけは許されていましたが、立ち上がるたびに「また出血したらどうしよう」という恐怖が消えることはありませんでした。
病院側は、あの一夜のパニックが嘘のように、赤ちゃんの容態については楽観的でした。
「大丈夫、臨月まで頑張ろう」
その言葉を信じ、不安を打ち消すように、赤ちゃんとの明るい未来だけを想像して過ごしました。
3. 上の子たちの優しさと、母としての葛藤
家が近かったこともあり、時々上の子たちがお見舞いに来てくれました。
照れ屋さんで、静かに赤ちゃんを心待ちにする上の子。
対照的に、「楽しみ!」とはしゃいで気持ちを伝えてくれる真ん中の子。
今までこんなに長く離れたことがなかった子供たち。
寂しい思いをさせているのが何よりも心苦しかったのですが、お見舞いに来てもぐずることなく、いつも通りに振る舞ってくれる姿に、どれほど心が和んだか分かりません。
「みんなで無事に帰ろうね」
そう心の中で何度も、何度もお腹の子に話しかけていました。
母としてできる、精一杯の「祈り」
24時間、常に張り詰めた糸のような精神状態で過ごす中、私は「自分にできることは何だろう」とそればかり考えていました。
直接抱きしめることはまだできないけれど、体を作るための栄養を届けることならできる。そんな、お腹の赤ちゃんに宛てた手紙を書くような気持ちで、まずは自分の体を整えることに向き合い始めました。
当時はただ祈ることしかできませんでしたが、もしあの時の私に何か声をかけられるなら、「まずは、あなた自身の体を大切にして」と伝えたいです。
お腹の子のために栄養を考えることは、母としての最初の「祈り」でもあります。例えば、こうした専門的な栄養サポートを知っておくことも、心と体を整える一つのきっかけになるかもしれません。
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管理栄養士さんが成分配合を考え抜いた、クリニックでも採用されているサプリだそうです。
「お腹の子のために、今できることをしたい」
そう願うお母さんの心と体に寄り添ってくれる、一つの選択肢として。
4. 24週、深夜の異変。現実はあまりにも厳しかった
しかし、祈りは届きませんでした。
この病院に来て1ヶ月半、妊娠24週を迎えた深夜。またしても、あの大量出血が私を襲いました。
あわただしくなる病室内。薄れていく意識。
「お願い、頑張って!頑張って生きて!!」
心の中でお腹の子供に叫び続けました。
「二人で元気に退院しよう」
毎日毎日、そう約束して話しかけてきたのに。どうして?何があったの?
希望の光は一瞬でかき消され、再びどす黒い恐怖が私を飲み込んでいきました。
想像を絶するストレスと、次々に襲いかかる恐怖。母としての責任感で張り詰めていた私の心と体は、もう限界を超えていました。
【この記事のまとめ】
束の間の安らぎは、あまりにも短すぎました。
24週、深夜の静寂を切り裂く再出血。
意識が遠のく中で、私は再び絶望の淵に立たされていました。
※本記事は個人の体験談であり、特定の食品やサプリメントによる治療・予防を推奨するものではありません。
※紹介しているサプリメントは健康補助食品であり、病気の診断や治療には医師の指示に従ってください。 ※現在治療中の方は、摂取前に必ず主治医にご相談ください。
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超未熟児【第3話】ドクターヘリで空を飛ぶ。24週の再出血と、小さな命を繋ぐために集結した医療チーム
※あくまで個人の体験であり、医療的なアドバイスではありません。診断や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。