穏やかな入院生活は、またしても深夜の異変で一変しました。
24週まで順調に育ってくれた我が子を信じ、トイレ以外の時間はベッドで安静に過ごしていたある夜のこと。トイレに立った瞬間、私は再び大量の出血に見舞われました。
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一気に血の気が引く感覚。慌ただしくなる病棟。
「ここの病院でも、もう無理なの……?」
意識が遠のく中、止めようのない涙が頬を伝いました。
1. 「産みたい」と願うのは母のエゴなのか
次々に受け入れ先を当たるスタッフの声が、途切れ途切れに聞こえてきます。しかし、現実は非情でした。
「生まれても障害が残る可能性が高い」「視力があるかも保証できない」
そんな厳しい宣告が頭をよぎります。
(この子は生まれてきて、幸せになれるのだろうか?)
(私が産みたいと強く願うのは、母としてのエゴなのだろうか……)
自分の命よりも愛しい我が子。全力で守りたいという本能と、あまりに過酷な未来予想図の間で、心は激しく揺れ動いていました。
当時の私はパニックで祈ることしかできませんでしたが、今、同じように不安な夜を過ごしているお母さんがいたら、伝えたいことがあります。「どうか、お腹の子のためにも、あなた自身の体を一番に大切にしてあげて」と。
わずかな可能性を信じて自分を整えることは、お母さんにしかできない立派な「戦い」です。そんな時、こうした確かな栄養サポートを知っておくことが、心と体の支えになるかもしれません。
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「生まれてくる我が子のために、今、何をしてあげられるだろう」
その答えを探しているお母さんの願いに、そっと寄り添ってくれる一つの選択肢として。
2. 逆子の壁と、ドクターヘリの要請
激しい風の音で、意識が戻りました。
私はタンカーに乗せられ、屋外へ運ばれていました。田舎の丘の上、砂利道をガタガタと進む振動が伝わります。
搬送先がなかなか決まらなかったのには、理由がありました。
当時、超未熟児かつ「逆子」の状態に対応できる病院は極めて限られていたのです。受け入れ可能な大病院はどこも満床。そんな中、最後の希望として要請されたのがドクターヘリでした。
3. 動き出した緊急医療チーム。繋がれたバトン
奇跡は起きました。
「超未熟児の受け入れは現在1000g以上のみ」というもう一つの大病院が、私たちのために急遽、緊急医療チームを組んでくれることになったのです。
「受け入れ許可が出ました!」
その声を聞いたときの安堵感。近くに受け入れ先が一つしかないという絶望的な状況下で、私たちのために動いてくれた医療従事者の方々の決断に、今でも感謝の想いで胸が熱くなります。
4. 感謝の空へ。テレビの中のような現実
テレビのドキュメンタリーでしか見たことがなかったドクターヘリ。
そこに自分が乗り込み、小さな命を繋ごうとしている。
強風の中、ヘリの機内へ。周りのすべての人々への感謝と、「頑張って、生きて!」という我が子への祈りを胸に、私たちは空へと飛び立ちました。
多くの人々の手によって繋がれた、この小さな小さなバトン。
どうか、この子の未来へ繋がりますように――。
周りのすべての人々への感謝と、「頑張って、生きて!」という我が子への祈りを胸に、私たちは空へと飛び立ちました。
【この記事のまとめ】
空の上で祈り続けた、24週の命。
ドクターヘリという「最後のバトン」が繋がったのは、医療の最前線で戦う方々の情熱と、わずかな可能性を諦めないという強い意志があったからこそでした。
たとえ絶望の淵に立たされていても、見知らぬ誰かが一生懸命に命を繋ごうとしてくれる。その温かさと重みに、意識が遠のく中で何度も救われました。
しかし、辿り着いた安堵も束の間。
搬送先の病院で待ち受けていたのは、想像を絶する試練と、親として最も残酷な「選択」を迫られる現実でした。
※紹介しているサプリメントは健康補助食品であり、病気の診断や治療には医師の指示に従ってください。
※現在治療中の方は、摂取前に必ず主治医にご相談ください。
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超未熟児【第4話】麻酔なしの激痛検査。そして医師から告げられた「22週の壁」と重い宿命
※あくまで個人の体験であり、医療的なアドバイスではありません。診断や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。